"The Earth Self Defence Force 2",
地球防衛軍2 Far Side Moon
- CarnageHeart / 鴨葱EZ / ZEUS(鴨葱Second) / ZEUS2(鴨葱)の
元となった物、と言えば、通りが良いらしい。
- 地球防衛軍2の事を調べようとして、ネットサーフィンをしていたら、
CarnageHeart の方がわんさか釣れたし……。
お陰で、ちょっとだけ欲しくなってしまったし……。
- 無人宇宙戦闘機を作って、侵略して来た異星人より地球を守る、
と言う物。
- どうやら「地球防衛軍」と言う映画が基になっているらしいが、
よく判らない。まぁ、ありがちな名前だし。
- まず最初に、無人宇宙戦闘機の設計をしなければならない。
- まぁ、しかし、それほど難しい物では無く、単純に、
- 輸送機にするか否か
- 輸送機ならば、荷物は機動歩兵(ポーン)/機雷/発信器(マーカー)の
どれか
- 武器/エンジン/レーダーを
- 各々いくつ
- 前後左右どちらに向けて積むか
を指定するだけ。
- 機体の容積(面積)が決まっているので、
エンジンやレーダーを増やせば武器が積めず、
武器やエンジンを増やすとレーダーが積めない、
輸送機にすると荷物室でかなりの容積を取られるし、
火力を上げようとすると一方向にしか武器を向けられないし、
と言った感じ。
- 裏を返すと、あまりこだわった細かい設計は出来ない。
- 面倒だったり、判らなかったりする場合、
幾つかの機体のパターンが最初から入っているので、
そこから選ぶだけでも設計が完了する。
- 次に、戦闘機の行動パターンを作成する。
- こちらも、幾つかの行動パターンが最初から入っているので、
そこから選ぶだけでも設計が完了する。
- 自分で設計すると言った、こだわりのある人は、自分で設計出来る。
とは言っても、普通の行動パターンの設計モードでは、
- どの種類のレーダーに、
- 敵/味方の、
- 戦闘機/基地/機雷/ゴミ/発信器のどれがかかったら、
- 何(逃走,右折/左折,接近,射撃,荷物投下)をする、
と言う単純なパターンを組むだけ。
- さらに詳細な行動パターンの設計モードもあり、そこでは、
- レーダーの種類(捜索対象)を指定して(指定しなくても良いらしい)
- 捜索方位(範囲)を、8方向に分割して
- 見つけた捜索対象の進行方向で、さらに2通りに場合わけして
- 行動(逃走,右折/左折,接近,射撃,荷物投下)を2つ指定する。
となる。
つまるところ、
何が,どっちの方向にいて,何処へ向かっていたら,何をする、
と指定する事になる。
- なお、普通の行動パターンは、一連の指定を10通り、
詳細な方は、捜索方位は8方位に分割した中で,
進行方向は2方位に分割、した物に各々2つの行動
(行動は8*2*2=32指定する事になる)が、
普通の行動パターン1通り分として扱われる。
普通の行動パターンと詳細な行動パターンを組み合わせた時は、
合計10通りまで指定出来る。
- 行動パターンの指定の際に、時間を使う事や、
以前何をやったかによって行動を変える、
と言った事が出来ず、少々貧弱に感じるが、よくよく考えると、
それなりに何とかなっている様な気もする。
- しかしながら、レーダーに何も引っ掛からなかった場合には
何も出来ず、これはちょっと不便。
- 私は、実物の、操縦しないで動くラジコン(矛盾してない?)
(最近は、素直に相撲ロボットと言っても、通じ易いらしい、
某HKのロボコン全国放送のお陰か)を作り、
行動パターンを手軽に作成するだけで動く様にした事が有るので、
なかなか興味深い物が有る。
- でもやっぱり、相撲ロボットくらいになると、時間指定や、条件分岐は
必須なのだが……。
- 設計が終われば、後は出撃させるだけ。
- 出撃後に出来る事といえば、
- 行動パターンのセットの変更(先に述べた10通りを3セット積める)
- 帰投(何も考えずにまっすぐ基地に帰って来るので、
戦闘機同士、正面衝突する事が有る……)
- 自爆
しか出来ない。見てるだけ〜。
- しかも、一時停止が無い。
地上のレーダーからの戦闘領域の広範囲な監視や、
宇宙船の部品の在庫確認、等に移れば、一時停止するけれども、
戦闘領域の詳細な監視をしながら一時停止する事が出来ない。
逆に、地上レーダーを見ながら進行させる事も出来ない。
これは不便。
- また、戦闘機のレーダーに何かがかかり、
行動パターンが選択された場合、その事が表示される。
便利だが、有って当たり前の機能だったりする。
ソフト屋さんでは、デバッガと言う奴ですな。
- 敵味方入り乱れて、全力出撃をすると、戦闘機同士の空中衝突が、
ちょくちょく起きる。
迂闊に帰投させると、すぐに衝突して墜落してしまう。
なんだかな。
- 基地センサの探索範囲が、恐ろしく狭い。
敵基地強襲をしようとしても、まず敵基地を見つけてくれない。
発信器/ロラン(発信器用のレーダー)の探索範囲は、
非常に広いので、それを活躍させる為だろう。
で、まずは、敵基地を強襲して発信器を設置する訳だが、
発信器設置用輸送機を普通に出撃させても、まず基地を見つけてくれない。
そこで、その輸送機を、直進しか出来ない様にして、
敵基地の方角に狙いをつけて出撃させなければならなかった。
しばらく探して何も見つけられなかった時に、旋回させる事が出来れば、
こんな変な事(?)はしないで済んだのに……。
って、実物の相撲ロボットでも、相手を見つけるセンサなんざ、
似た様な物だけれども。なかなか相手を見つけてくれないさ〜。
- 味方基地の護衛機(あっち方面では CAP とか言うらしい)を
上げようとしても、護衛機を作りようが無かった。
基地周辺をぐるぐる回すには、何も見つけられなかった時にも
行動させる必要が有るが、それが出来ないので。
エンジンを片側に寄せて積めば、ぐるぐる旋回するけれども、
今度は直進出来ず、基地に帰ってこれなくなる。
- ゲームスピードの設定が、ちょっと変。
速いにしてもそれ程速くなく、遅いにしてもそれ程遅くならない。
- しばらくやってみて気付いたが、マシンの速度が不足していて、
処理落ちして速くならないだけだった。
出撃機体が2機だけなら、十分速かった。
- でも、486SX-33MHz でこの速度って、このゲームが発売されたばかりの
当時のマシンだったらどうなるのだか……。
- 相変わらず、そういう所ユーザー無視で無茶しすぎるメーカーだし……。
- コンセプトは買うのだけれどもさ……。
- ミッション?が始まると、宇宙船の部品の補充が一切無く、
在庫だけでやりくりしなくてはならない。
- しまいには、CPUとエンジン1発だけの、
体当たり専用機を出さなければならなくなる。
- ちょっと厳しいかも。
でもまぁ、ゲームバランスが崩れる程では無いかな。
- まず最初に、
短距離レーダー(敵/味方戦闘機を見つける唯一のレーダー)と、
キャノン砲(敵機を落とせる唯一の武器)の
在庫が切れた。
- これでもう、体当たり以外に、戦闘の術(すべ)が無くなった。
ヤ○ト2〜愛の戦士達〜状態。
- 次に、CPU(戦闘機に必須の部品)が残り数個になった。
よって、意地でも残りの戦闘機(戦闘機数=CPU残数)だけで、
敵基地に機動歩兵を投下〜陥落させねばならなくなった。
- 結局、なんとか全基地を陥落させ、月面ミッションをクリアしたが、
メインエンジン(前進専用であり、最大速度を決める),
基地センサ(その名の通り),
ロラン(発信器用のレーダー),
レーザー砲(機雷,発振器,ゴミの掃除用),
ECM(戦闘機の動きを悪くするらしいが、詳しくは不明),
貨物室(輸送機にする部品)、
が、山ほど余った。
- メインエンジンが残ったのが、特に意外。
エリ8では……、って、おい。
- しかも敵側では、在庫処理が無い。
総ての部品が、無限に存在している。
基地防衛用の起動歩兵の数は、しっかり決まっているが、
起動歩兵を輸送機に積んでも数が減っていない。
したがって、待ちの作戦を行ったり、消耗戦を仕掛けたりすると、
一方的に負ける事になる。
- 結局、nostalgic な物は、思い出に留めて置くだけで、
確認してはならない、と言う典型だったりするかも。
税込¥2,000- でなければ、やってられないね。
(それでも高い気もしなくは無い)
コンセプトは好きなのだけれどもね。
このメーカー、いつも企画だおれ。
Last modified on Thr,03 Feb,2000.
This contents was founded in Thr,16 Dec,1999.
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