SILPHEED
- GAME ARTS の作品で、擬似3Dもどきシューティング。
- 1983年頃に Z80-5MHz を搭載した PC-8801mkIISR で
動いているとは、とても思えない作品。
- もっとも、近ごろのゲームに慣れた方は、ボロクソに
けなしちゃうでしょうけれど。
- 連邦軍に対して反旗を翻した、「ザカリテ」率いる帝国軍(?)。
- 連邦軍の切札「戦艦グロアール」を、ザカリテの奇襲強奪作戦に
より奪われ、連邦軍は追い詰められてゆく。そして連邦軍は
グロアール奪回をあきらめ、まだ研究段階であった
「戦闘機シルフィード」により、単機突入、グロアールの破壊を決定する。
- という感じの物。思い出しながら書いたので、
間違っているかもしれません。なんか、ある意味 0083 に似ているなぁ。
- 自機は、各種兵器を搭載可能な、シルフィード。
- 標準装備は FORWARD BEAM ですが、敵破壊数がある一定値に達すると、
PHALANX BEAM や V BEAM や LASER CANNON、AUTO-AIMING BEAM を
使用出来る様になって行きます(左右別装備可)。
- 能書きによると、元々戦艦クラスにしか積めない物であったが、
シルフィードは新型大出力ジェネレータを積んでいる事により、
使用出来る様になったとか(たしか)。
- ただし、一度使うと、また貯めないと使える様になりませんが。
- FORWARD は文字どおり前方射撃、ビームと言っても、ふつ〜の
シューティングの弾ですが。
- PHALANX は斜め前方に大量バラマキ&真横に2連射、
ただし、発射間隔がちょっと長めです。
- V BEAM は斜め前方に FORWARD 並みの速さで2連射、
けっしてVの字が飛んでいく訳では有りません。
また、Vの字の羽が出たり、胸にVの字がある訳では有りません
(V2ガンはいまいち好きではないケド)。
- AUTO-AIMING は単射の誘導ビームです、なぜ誘導出来るのかは謎ですが。
エクセリヲンの曲がるレーザーも謎だけど。連射速度は若干遅めだったかな。
- LASER CANNON は、文字どおり、光束で飛んで行きます(ほんとか?)。
その上、対レーザーコーティングさえしていなければ、
大概の物は貫通して行きます。しかも連射速度も十分に速いです。
- 戦闘空域は、普通の宇宙空間、惑星上空、アステロイド地帯、要塞内。
ザカリテに制圧された空域を突破しつつ、本拠地に迫る訳です。
- 敵の(実は奪取された物も有る)戦艦や巡洋艦なども出てきますし、
味方の空母(?)も出てきます(面のボスと面間のインターミッションとも
言うが、それは置いといて)。く〜、熱いねぇ。
- そして最終目的であるグロアール。大量のビーム砲,レーザー砲,
炸裂弾(って例えたらわかるかなぁ),バリアー,艦載機。
く〜、燃えるシュチュエーション。
- それから、盛り上げる為の(?)小物として、ザカリテが喋る。
しかも、味方空母(?)もしゃべる(ブリッジの人が)。
- 最近の、CD や PCM を積んだゲーム専用機やパソコンが喋っても、
別に驚きはしませんが、当時流行だった OPN、しか積んでいないマシンが
喋る(ちなみに、シンセサイザー DX-7 は、実は OPN の上位機種です)。
- 詳しい人には、ch3 の CSM じゃ〜ん、と言われちゃいますが。
でも、OPN ch3 CSM 音声合成モードをまともに使った作品は
そうざらに無いよぅ(たぶん)。私の知っている範囲内では、
SILPHEED(GAME ARTS) と NEC PC-6601mk2SR 内蔵インタプリタくらいな物。
- BGM も個人的に好きな感じです。いかにもシンセですぅ、
って感じですが。シンプルであっさりした感じ。
主人公(自分)の孤独で孤高な感じが出てます。
- しかも、味方空母(?)にやっとたどり着いた時に "Welcome to
WOLF control!" といわれた時なんてもう。
孤独に戦っている時と、味方基地にたどり着いて、
仲間と肩たたき合っている(妄想)、この対比がまたいい(暴走)。
- ついでに、裏技なんぞ。オープニングタイトルが出ている間に、
- 06:"04134507", 11:"88016800",
16:"340638308", 20:"308153101"
と打ち、"ret" でそれぞれの面に飛ぶらしいです。
- また、オープニングムービー、今の御時世の CD なんざ積んで
性能の良いCPUを積んだものでムービー見せられても驚きゃしませんが、
なんと、3Dなオープニングムービーなんすよ。ワイヤーフレームだけれど、
もう驚き。ほら、今の御時世の、TVやら炊飯器やらビデオデッキやらに
積まれているコンピュータ(CPUだけど)と大して変わらない物しか
積んでいない大昔のパソコンで、3Dなオープニングですよ。驚きでしょう。
- で、そのオープニングの間に、"ESC" でポーズかけてから、
"CTRL+F.5" で MUSIC-MODE だそうです。
- 5面10面15面の頭だか終わりだかのアニメーション(?)の間に、
それぞれ 5:"USA", 10:"DEA", 15:"MON",
"SDI","BOM" を同時に押す事で、隠れキャラが
出現するらしいです。
- 但し、このゲーム、1つ問題が。一般人にとっては、難しい。
一部の逸般人(失礼)には簡単の様ですが。また、擬似3D表示で
あることから、シューティングゲーマーにとっても、感覚が狂ってしまい、
楽ではない、そうです。
- 最近は、ゴテゴテしたゲームがはやりの様で、シンプルで、
いいゲームが、あまり無い様ですね。私がゲームに疎いせいも
有るでしょうけれど。
Last modified on Sun,20 Sep,1998.
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