ネットワークに繋がるマイコンボードは、H8やSH, ARMを使用したものが ありますが、処理能力のあるものは高価です。OSがRTOS的なものだったり、そもそもOS無しだったり、TCP/IPライブラリも貧弱だったりで、本格的にネットワークを活用しようと思うとかなりの労力が必要になります。
最近のブロードバンドルータは、100BaseTのEtherNETインターフェースを持ち、スループットも100Mbps近くを達成していても数千円程度で売られています。 ものによってはlinuxが搭載されており、linuxのプロトコルスタックやファイルシステムが使用できます。 そのようなブロードルータのBRL-04URをネットワーク接続可能なマイコンボードとして利用できるようにするのが今回の目的です。
仕様概要
JP1に出ています。5pinヘッダで1本pinが抜かれてます。 標準では38400bpsで使っています。
1 | Rx |
2 | NC |
3 | Vcc |
4 | GND |
5 | Tx |
MTDのoffset | MTDのコメント | 備考 |
0x00000000-0x00020000 | ldr | boot loader(uClinux付属のもの?) |
0x00020000-0x00030000 | alphafs | 設定領域?72バイトのヘッダとrome.txtをtar.gzにしたものが入ってる |
0x00030000-0x000cc4b4 | kernel | 7zip self-decompressed kernel imageらしい |
0x000cc4b4-0x001c44b4 | squashfs | root filesystemとしてmount |
http://www.linux-mips.org/wiki/Realtek_SOC の下の方に出ている
FENIX/ MEMBERS/ thomas's HOME/ MEMO/ brl-04ur
佐藤益弘 thomas@fenix.ne.jp