赤外線リモコンデータ記述言語コンパイラ
IDL2IRL 取り扱い説明書
◎機能
赤外線リモコン記述言語(IDL)で記述されたリモコンデータを IRLIB にロード
できるIRL形式に変換する。
◎特徴
- 記述に問題があるときは、問題箇所と原因を出力
- 複数のファイルを一度にコンパイルできる
- 機能定義部に直接IRDを記述する事が可能。このとき、適当な名前をつけた
IRD定義が自動生成される
◎制限
◎使用法
エディタでIDLファイルを作成してください。
コマンドラインの引数にファイル名を指定することで、そのファイルを
コンパイルし、IRL ファイルにします。
出力ファイル名はファイル名に拡張子 IRL をつけたものになります。
-
idl2irl filename
また複数のファイルを同時にコンパイルすることができます。
-
idl2irl idlfile1.idl idlfile2.idl idlfile3.idl
コンパイルに成功すれば終了コード 0 を返します。失敗した場合は、エラー
発生行番号、エラーメッセージとともに、終了コード 1 を返します。
◎エラーメッセージ
-
unkonwn option
-
定義されていないオプションを指定した
-
file read error
-
ファイルの読み込み中にエラーが発生した
-
cannot open
-
読み込み、または書き出ししようとしているファイルのオープンに失敗した
-
')' not found
-
'('に対応する')' がない
-
"main" must be define with brackets
"rept" must be define with brackets
"end" must be define with brackets
-
main, rept, end は、main(...)のように定義しなければならないが、
(...)がない
-
syntax error
-
文法がおかしい
-
unknown word
-
定義されていない文字列を参照しようとした
-
IDO must be start with 'MAIN','REPT' or 'END'\n"
-
ファンクション定義の中身の最初は main, rept または end で
始まらなければならない
-
unknown error occurred.
-
原因不明のエラーが発生した
通常このエラーは発生しない
-
insufficient definition detected
-
不完全な記述がなされている。文法がおかしい
-
unmatch '('
-
()の対応がおかしい、')'が足りない
-
no value specifyed for "dup"
"dup" must be define with brackets
-
dup は dup n(...) のように記述しなければならないが、
くり返し数nが指定されていないか、(...)がない
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佐藤益弘 thomas@fenix.ne.jp