万能赤外線リモコン用ライブラリサーバ IRLIB は万能赤外線リモコンのための アプリケーションの手助けをするためのソフトウェアです。
万能赤外線リモコンは当初以下のようなファミリーを企画していました。
IRLIB は MSDOSの動いている 80x86系の全マシンで動作可能です。
ただし、実際にリモコンデータの送信を行うためには、IRCS ハードウェア及び
ローレベルドライバが必要です。
EMS がある場合には常駐部の大部分をそちらに移すので、メインメモリの使用量
を押さえることができます。
IRLIBには現在、とくに決まったインストール方法はありません。 適当にパスの通ったディレクトリに入れておけばOKです。
IRLIBで常駐します。
IRLIB にロード出来るライブラリファイル(IRL)を作成するには、付属の
コンパイラ IDL2IRL を用います。エディタなどで IDL形式のソースを編集し、
IDL2IRL.exe で IRL形式に変換して下さい。
IDL の記述方法については DOC\IDL で説明します。
また、SRC\LIB ディレクトリにある IDLファイルが参考になると思います。
適当に編集して試してみてください。
IRLIBはコマンドライン常駐してDOSのデバイスドライバに見えるようになっ
ています。
APIをコールするためには、このサーバのデバイス名"IRLIB$"をオープンし、
IOCTLにより、エントリアドレスを取得し、そのアドレスをfar C callすること
で行います。
APIの詳しい説明は DOC\API.DOC にあります。
実際の利用方法についてはSAMPLEディレクトリのsample.cおよび、SRC\IRMENU
ディレクトリにある、IRMENUのソースを参考にして下さい。
また、Assembler, C 用 include ファイルが、include ディレクトリにあるの
で利用してください
未完のバージョンを公開してから4カ月が過ぎ、当初予定していた機能は、 ほぼ全て実装することができました。 しかし、開発を始めた当時とは異なり、ライブラリサーバ自体の存在意義が失 われつつあります。このバージョンは、開発当初の仕様はみたしており、これ はこれで一つの形であると考え公開することにしますが、今後生き残りをかけ て、大幅な仕様変更を行うことを考えています。
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FENIX FEN003 thomas NIFTY-Serve HHD02623 佐藤益弘 E-mail thomas@koken.club.uec.ac.jp