VAIO-U3のロングバッテリーをロックしている爪が折れてしまいました。 バッテリーの修理は爪が折れただけでも交換と同じくらいの費用がかかるという噂を聞いているので、自分でなんとかすることにしました。
折れた爪の跡を見ると、もともと内部に空洞があったようなので、ここにうまくはまるような突起を持った爪をつくって接着すれば強度的にもなんとかなりそうです。
スカルピーという熱焼成するプラスチック粘土を使うことにしました。
スカルピーをこねて爪のあったところの穴に詰めて、抜きとるとこんな感じに取れました。
実は、一回失敗しています。暖まりすぎるとうまくぬけません。
やり直す前に残ったスカルピーを取り除くのが結構たいへんなので要注意です。
これをオーブントースターで焼きます。温度調整付きのものは持っていないので、放射温度計で温度をみながら適当にやきました。ちょっと鬆が入ってる気がしますが、これは焼き方より練り方がまずかったんだと思います。
カッターで簡単に削ることができます。調子に乗ってると削りすぎます。
lockをはずしたときに頭が完全に隠れるように高さもととのえます。
いいかげんに削ったら綺麗な形になりませんでしたが、このままやってみることにしました。
アロンαで接着して完成
へこませたところ
壊れたらまた作り直すつもりでいたのですが、その機会もなく一年以上使用しています。
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佐藤益弘 thomas@fenix.ne.jp