場合分けは、次の演算子を使って指定します。
case ? exp1 : exp2caseには条件式が入り、これが真の時はexp1、偽のときはexp2が この演算子の値になります。
例えば、次の式
f(x) =exp(-0.5) ( x < 0.5 ) exp(-x) (x >= 0.5 )は、
gnuplot> plot [0:1] x<0.5 ? exp(-0.5) : exp(-x)と入力します。(Figure3.1)
よくみると、x=0.5の所がきちんと折れ曲がっていません。次のようにすればなおり ます。(Figure3.2)
gnuplot> set samples 5000 gnuplot> replot
条件式で使える演算子には次のような物があります。
set {no}logscale {axis}で、対数モードの切替えができます。axisはどの軸を設定するかを決めます。 xまたはyを指定すると、それぞれx軸とy軸を設定します。xy、または省略すると、 両方の軸を設定します。
set {no}parametricで、媒介変数モードの切替えができます。
媒介変数モードでは、次のようにplotコマンドを使います。
plot {[t_min : t_max] {,[x_min : x_max] {,[y_min : y_max]}}} exp_x , exp_ yexp_xとexp_ yはtの式で、それぞれx座標、y座標を表します。
例えば、
gnuplot> set parametric gnuplot> plot [0:2*pi][-1.2:1.2][-1.2:1.2] cos(t),sin(t)とすると、Figure3.3の様になります。