plotコマンドで、関数の式の変わりにデータファイルのファイル名を指定すると そのファイルを読み込んでグラフを描きます。 例えば、テキストエディターなどで次のようなファイルを作ります。
# sample 0.0 1.0000 0.1 1.0250 0.2 1.0300 0.3 1.0227 0.4 1.0081 0.5 0.9891ファイル名を file として保存したとします。 GNUPLOT上で
gnuplot> plot "file"とすると、データを読みとってグラフを描いてくれます。 表の最初の列が x座標 、次の列が y座標を表します。
ただし、この例ではデータは点でプロットされます。 これを変更するには、withオプションを使います。
gnuplot> plot "file" with linesとすれば、線でつながれます。linespoints とすれば、線と点で描きます。
y座標としてn列目を使いたい時には、次のようにします。
gnuplot "filename" using n
例えば、次のようなファイルを使うとします。
# sample 2 0.0 1.0000 1.0000 0.1 1.0250 0.2000 0.2 1.0300 -0.2900 0.3 1.0227 -0.5860 0.4 1.0081 -0.7607 0.5 0.9891 -0.8597ここで
gnuplot> plot "file" using 2 with linesとすると、y座標として2列目をつかい、
gnuplot> plot "file" using 3 with linesとすると、3列目を使います。1列目はx座標になります。
1列目以外をx座標として使いたい時には、次のようにします。
gnuplot "filename" using colmn_x : column_ycolumn_xでxを表す列、column_yでy座標を表す列を指定します。
例えば、x座標として2列目、y座標として3列目を使いたい時には、
gnuplot> plot "file" using 2:3 with linesとします。